日々のこと

イヤな感情は元から断つ!

イヤな感情には、根っことなる古い記憶が関わっていることがよくあります。その場合、目の前の人や出来事から逃げても、また別の人や出来事がその感情を湧き上がらせます・・

だから、アンガーマネジメントは対処療法にすぎません。昔から引きずっている感情を手放すまでは相手を変えてやってきます。

最近仕事で新しく関わることになった方の中で、苦手だな〜という人がいました。

その方は一年近くその仕事をされているので、直接教えていただくことになるのですが、「聞いてませんけど?」と思ってしまうような言い方をされることが多いのです(T_T)

なんか、その理不尽さというか、いや、どうなん?という思いが沸き上がり、タッピングでもなかなか手放せなくてなんでだろう?と思っていたのですが・・ふと、この感情は何かまだ手放せていない記憶を呼び起こしてるんだろうか・・と考えてみたところ、

「あ!おじいちゃんだ!」と気づいたのです。

そう、祖父は今でいえばパワハラ?モラハラ?でしょうか。本当に理不尽なことで両親や叔父叔母、祖母を怒鳴りつけていました・・それを見ていた子供の私は、「なんでそんなこと??なんでみんな言い返さないの??」と怒り、悔しく思っていました。

その時の感情がまだ残っていて、今回の方が呼び起こしてくれたんですね〜

そこに気づいたら、涙が出たし、その方に感謝の気持ちが湧き起こりました(^_−)

見方が変わるだけで、自分の気持ちもすっかり変わりましたd( ̄  ̄)

ただ、ムカつく!なんで??という思いを持ち続けても何も変わらないし、苦しいだけ(T_T)

元に気づき、手放すことで本当に穏やかになれますd(^_^o)

 

先生が怖くて学校に行けない

自分ではなく、お友達が叱られているのをみるだけでも怖くて学校に行けなくなるお子さんもいらっしゃいます。

子供は自他の区別がまだあいまいで、さらに感受性が強いお子さんだと一般的なお子さんよりも余計に他人の感情を吸収してしまいます。

それ以外にも、自宅でお父さんやお母さんにきつい口調で叱られることがあると、無意識に恐怖が溜まっていて、先生のちょっとした言葉にも恐怖を感じてしまうかもしれません。

これが原因で不登校になってしまうお子さんもいらっしゃるでしょうし、たとえ学校には行けたとしても、別の症状が出てしまうか、あるいは大人になって、子供の頃の記憶が薄れてしまっているのに、恐怖だけが身体に残っていて、全く関係のない男性や女性に対してなぜか恐怖を感じるようになることもあるのです。

できれば、お子さんがSOSを出している時に恐怖を身体から出してあげるのがベストです。それ以降の人生が恐怖に支配されるか、それとも人生を楽しめるのか、全く変わってくるからです。

もちろん、大きくなってからでも感情は解放できますし、そこから人生を変えることも可能です!

もし同じような思いを抱かれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、タッピングで溜め込んだ恐怖を手放して、自由になってください(^_−)−☆

愛する人を亡くした時

突然の別れ、もしくは長い闘病の末の別れ、いずれにしても、愛する人、今までずっとそばにいて、それがずっと続くと思っていた人がこの世からいなくなるということは、本当に体験した人でないとわかりません。

私の場合、まず弟が24歳の時に事故で亡くなりました。それまで、友人のお父様のお通夜に参列し、「かわいそうだな」と思うことはあっても、それが実際にはどういうことなのかは理解していませんでした。

突然の別れだったということもあり、まず、それが理解できない。信じられないのです。それ以上に、「死ぬ」ということがどういうことなのかが全くわからない。学校では教えてもらっていないし、現代では死は避けられているテーマだからです。

それで、キューブラー・ロスの本など死について書かれた本を読み漁り、ようやく乗り越えられたかな〜というところで、夫が事故で亡くなりました。

今では夫の死から15年以上経っていますので、その時の感情もだいぶ客観的に見られるようになってきたかな・・と思います。

私自身が50代に入り、知人友人で伴侶を亡くされる方がちらほらいらっしゃるようになりました。

どれだけの年齢になっていても、死別は辛いものです。

喪失感ももちろんですが、それをわかってくれる人、同じような大変をした人が周りにいないからです。

タッピングでは、お辛い気持ち、もっと〜してあげればよかった、という気持ちに寄り添いながら、少しずつ前に進めるようなお手伝いができればと思っています。

別れを乗り越えるには時間も必要です。少しずつ、故人との思い出を大事にしながら辛い気持ちを手放していきましょう。