生き生きするには感情にフタをしないこと

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先日のタッピングセッションでのこと。当初クライアントにお持ちいただいたテーマは3つありました。

最初はバラバラのテーマだったのですが、セッションを続けていくうちに色々繋がって行きました。

まず恋愛について。ほぼ片思いだし、相手は営業で会ってくれている感じ。いろんな占い師にも見てもらったところ、みんな口を揃えたように「そんな相手は諦めなさい」と言われたものの、自分でも不思議なくらい執着してしまうということでした。

その相手のことを考えたときに思い浮かぶ感情をお尋ねしたところ、「憧れ」だったんです!(◎_◎;)メールの返信もなく、営業の時とは手のひらを返したような態度だったのに。です。
それが変わったのが、実はお父さんの心配をタッピングしているときのことでした。このクライアントさん、この春から転職のため、お父さんと同居していた場所を離れ一人暮らしをするようになっていたのですが、病み上がりのお父さんを一人にしていくことに不安はもちろんのこと、罪悪感がかなりあったようです。その罪悪感をタッピングで手放していったところ・・ふと、「彼に対する怒りが出てきました!」とおっしゃったんです(^◇^;)「怒ってはいけない。」と自分を抑える癖ができていて、彼に対しても怒りを感じないように抑え込んでいたようなのです。ですが、罪悪感のフタが外れたことで、本来の感情が出てきたんですね。

私たちは親や先生、マスコミ、それからスピリチュアル的にも怒りなどのネガティブな感情は悪いこと、次元の低いことと思わせられています。ですが、ネガティブな感情は決して悪いことではありません。今回のクライアントの場合、彼に冷たい態度を取らせても怒りを感じないようにしていたため、自分に非があると思い込んでいました。でも、怒りなどのネガティブな感情は、何かのメッセージなんです。

今回のクライアントさんの場合は、自分が大事にされていないこと、それは自分に非があるわけではないこと、そんな彼が本当に好きなのかということなんです。もちろん、怒りを誰彼構わずぶちまけていいというわけではありません。怒りに気づいたら、それにフタをするのではなく認めて手放す。タッピングで手放してもいいし、瞑想で手放してもいいし、トイレやお風呂で大声を出して手放しても良いのです。

子供のころから、「怒ってはいけない。」「泣いてはいけない。」と感情を押さえ込んでいくうちに、ネガティブな感情だけでなく、「楽しい」とか「嬉しい」というポジティブな感情まで麻痺してわからなくなることもあります。だから、「自分は何がしたいのかわからない」「何をしたら楽しいのかわからない」ということになってしまうんです。

それに、押さえ込んできたネガティブな感情は、ある日突然爆発することもありますし、その感情が残っている限り同じような経験をするようになってしまいます。

まずは自分の感情を押さえ込んだり、自分を責めるクセを手放してみましょう。

最初は自分にもこんな感情があったのか!と驚くかもしれませんけど、それこそが生きている証拠。そうすることで、生き生きとした毎日が送れるようになると思いますよ(^_-)


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