
アントワインのワークショップでもあったように、過去から溜め込んでいる感情を解放することが、とても重要です。
いろいろな方法があると思いますが、ここでは、私のやっているEFT(感情解放テクニック)と、NLPを組み合わせた方法をご案内します。
現在、人の言動や出来事に反応してネガティブな感情が生まれた時、ちょっと考えてみてください。
「なぜ、そんな気持ちになるのだろう?」

同じような言葉をかけられたとしても、同じような出来事に遭遇したとしても、人によってネガティブな感情が沸き起こる人と起こらない人がいます。
それは、その人の中に感情が沸き起こる種火があるかどうか、によります。
その種火というのが、過去から持ち越した感情です。
そして、その過去からの感情が残っていれば、現在沸き起こった感情に対処して、その時はすっきりしても、また同じようなことが起きます。
なぜなら、過去からの感情が種火となって、磁石となって同じことが引き寄せられてくるからです。
ですから、過去の感情を解放しないと対処療法にしかならないのです。

例えば、クライアントで「自分の好きなことに使うお金の話を旦那さんになかなかできない。」という方がいらっしゃいました。
なぜできないか?というところを掘り下げていくと・・
学生時代に実家が裕福ではなく、なかなかお金の話ができなかった・・
さらに小さい頃からお金がないという話を聞かされていた・・ということが出てきました。
このように、だいたい、小さい頃からの感情の積み重ねで引き寄せることが多いのです。
それでは、どうやってその積み重ねられた感情に気付くかです。
まず、ネガティブな感情に注目します。
その気持ちを抱く時、身体のどこで感じますか?例えば、お腹が痛い感じがする、胸がモヤモヤする、喉が詰まった感じがするなどです。
次に、その身体の部分に何か入っているとして、何かを想像します。
例えば、石が入っている。色、形、匂い、などです。
ではそれを身体から取り出します。
その石は、過去のあなたです。直感でいつですか?
例えば、小学生の時。顔を想像します。笑っていますか?泣いていますか?着ている服は何色ですか?など。
そして、その子は何と言っていますか?
その頃何がありましたか?

これは全て直感で答えます。
もしも、そういうイメージができない場合、今のネガティヴな感情を今と同じような状況で過去に感じたことがあるかどうかを考えてみてください。
そして、過去に感じたネガティヴな感情がわかれば、EFTタッピングなどで解放します。EFTについては、EFT-Japanのサイトに動画もありますので、おそらくご自分でもできると思います。
過去の出来事がわかり、その頃のネガティヴな感情がわかれば、もう解決したようなものです。
そうすれば、次に同じようなことが起きても、おそらく反応が変わります。
前よりもずっと生きやすくなると思います。
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