2021年 2月 の投稿一覧

先生が怖くて学校に行けない

自分ではなく、お友達が叱られているのをみるだけでも怖くて学校に行けなくなるお子さんもいらっしゃいます。

子供は自他の区別がまだあいまいで、さらに感受性が強いお子さんだと一般的なお子さんよりも余計に他人の感情を吸収してしまいます。

それ以外にも、自宅でお父さんやお母さんにきつい口調で叱られることがあると、無意識に恐怖が溜まっていて、先生のちょっとした言葉にも恐怖を感じてしまうかもしれません。

これが原因で不登校になってしまうお子さんもいらっしゃるでしょうし、たとえ学校には行けたとしても、別の症状が出てしまうか、あるいは大人になって、子供の頃の記憶が薄れてしまっているのに、恐怖だけが身体に残っていて、全く関係のない男性や女性に対してなぜか恐怖を感じるようになることもあるのです。

できれば、お子さんがSOSを出している時に恐怖を身体から出してあげるのがベストです。それ以降の人生が恐怖に支配されるか、それとも人生を楽しめるのか、全く変わってくるからです。

もちろん、大きくなってからでも感情は解放できますし、そこから人生を変えることも可能です!

もし同じような思いを抱かれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、タッピングで溜め込んだ恐怖を手放して、自由になってください(^_−)−☆

愛する人を亡くした時

突然の別れ、もしくは長い闘病の末の別れ、いずれにしても、愛する人、今までずっとそばにいて、それがずっと続くと思っていた人がこの世からいなくなるということは、本当に体験した人でないとわかりません。

私の場合、まず弟が24歳の時に事故で亡くなりました。それまで、友人のお父様のお通夜に参列し、「かわいそうだな」と思うことはあっても、それが実際にはどういうことなのかは理解していませんでした。

突然の別れだったということもあり、まず、それが理解できない。信じられないのです。それ以上に、「死ぬ」ということがどういうことなのかが全くわからない。学校では教えてもらっていないし、現代では死は避けられているテーマだからです。

それで、キューブラー・ロスの本など死について書かれた本を読み漁り、ようやく乗り越えられたかな〜というところで、夫が事故で亡くなりました。

今では夫の死から15年以上経っていますので、その時の感情もだいぶ客観的に見られるようになってきたかな・・と思います。

私自身が50代に入り、知人友人で伴侶を亡くされる方がちらほらいらっしゃるようになりました。

どれだけの年齢になっていても、死別は辛いものです。

喪失感ももちろんですが、それをわかってくれる人、同じような大変をした人が周りにいないからです。

タッピングでは、お辛い気持ち、もっと〜してあげればよかった、という気持ちに寄り添いながら、少しずつ前に進めるようなお手伝いができればと思っています。

別れを乗り越えるには時間も必要です。少しずつ、故人との思い出を大事にしながら辛い気持ちを手放していきましょう。

心が苦しいワケ

気持ちが落ち込んだり、沈んだりして、心が苦しくなること、ありますよね。その原因は、もちろん何かうまくいかなかったり、誰かに冷たくされたり、ということが多いと思いますが、それは単なる引き金であって、本当の原因は・・自分自身にあったりします。

無意識のうちに自分を責めたり、まだまだだめだ、と思っていると、何か上手くいかないときに「やっぱり自分はだめだ」と責めたり、誰かに何かを言われた時に、「やっぱり自分はそういう人間なんだ」と余計に傷ついてしまいます。

自分を認められていないと、仮に他人からほめられても素直に受け取れません。どうせお世辞でしょう。と思ってしまうのです。反対に、自分を受け入れ、認めていれば、ほめられると素直に嬉しいし、感謝できますし、仮に非難されても、心の奥底までは入っていかず、受け流すことができます。

真面目な人ほどうつ状態になったり、引きこもってしまいやすい、というのもそこに原因があるのかもしれません。真面目な方は、自分に対するハードルも高く、そうそう自分のやっていることを認められないし、まだ自分は頑張らないと!と思ってしまいます。だから、何か失敗したりすると、一気に自分が嫌いになるし、自分のダメさ加減に落ち込んでしまいます。

だけど、この自分を認められない習慣は、思考で、「自分を受け入れよう!」と思ってもなかなか変われないことが多々あります。それは、多くの場合、過去それもかなり前の、幼少期に原因があることが多いからです。かなり前のことですから、記憶にはないかもしれませんし、思い出せないこともあるでしょう。ですが、記憶にはなくても、感情として身体に残っているのです。そして、それが無意識のうちに自分を責める原因となるのです。

例えば、自分は頑張ってお手伝いをしたのに、お母さんは妹ばかりを可愛がっていた。自分はまだ頑張らないとだめなんだ。と思っていると・・その記憶は忘れても、「自分はまだ頑張らないとだめなんだ」という感情だけが残ってしまって、ことあるごとに、というより四六時中自分をそういうふうに捉えてしまいます。

そして、それが習慣になり、自分から認めてもらえない心が苦しくなってしまうのです。極端な場合うつ状態になったり、身体に病気として症状が出てくることもあるでしょう。

これを解決するには、その過去からの感情に気づき、手放すことです。思考では思い出せなくても身体は覚えていますから、タッピングで身体をトントンするとふっと浮かんできたりします。

そして、そのためこんでいた感情が解放されると・・それまで滞っていた気が動き出し、身体が熱くなります。

タッピングで、自分で自分を縛っていた感情を解き放ち、心を軽くすること、おすすめです!