気持ちが落ち込んだり、沈んだりして、心が苦しくなること、ありますよね。その原因は、もちろん何かうまくいかなかったり、誰かに冷たくされたり、ということが多いと思いますが、それは単なる引き金であって、本当の原因は・・自分自身にあったりします。

無意識のうちに自分を責めたり、まだまだだめだ、と思っていると、何か上手くいかないときに「やっぱり自分はだめだ」と責めたり、誰かに何かを言われた時に、「やっぱり自分はそういう人間なんだ」と余計に傷ついてしまいます。
自分を認められていないと、仮に他人からほめられても素直に受け取れません。どうせお世辞でしょう。と思ってしまうのです。反対に、自分を受け入れ、認めていれば、ほめられると素直に嬉しいし、感謝できますし、仮に非難されても、心の奥底までは入っていかず、受け流すことができます。
真面目な人ほどうつ状態になったり、引きこもってしまいやすい、というのもそこに原因があるのかもしれません。真面目な方は、自分に対するハードルも高く、そうそう自分のやっていることを認められないし、まだ自分は頑張らないと!と思ってしまいます。だから、何か失敗したりすると、一気に自分が嫌いになるし、自分のダメさ加減に落ち込んでしまいます。

だけど、この自分を認められない習慣は、思考で、「自分を受け入れよう!」と思ってもなかなか変われないことが多々あります。それは、多くの場合、過去それもかなり前の、幼少期に原因があることが多いからです。かなり前のことですから、記憶にはないかもしれませんし、思い出せないこともあるでしょう。ですが、記憶にはなくても、感情として身体に残っているのです。そして、それが無意識のうちに自分を責める原因となるのです。
例えば、自分は頑張ってお手伝いをしたのに、お母さんは妹ばかりを可愛がっていた。自分はまだ頑張らないとだめなんだ。と思っていると・・その記憶は忘れても、「自分はまだ頑張らないとだめなんだ」という感情だけが残ってしまって、ことあるごとに、というより四六時中自分をそういうふうに捉えてしまいます。
そして、それが習慣になり、自分から認めてもらえない心が苦しくなってしまうのです。極端な場合うつ状態になったり、身体に病気として症状が出てくることもあるでしょう。
これを解決するには、その過去からの感情に気づき、手放すことです。思考では思い出せなくても身体は覚えていますから、タッピングで身体をトントンするとふっと浮かんできたりします。

そして、そのためこんでいた感情が解放されると・・それまで滞っていた気が動き出し、身体が熱くなります。
タッピングで、自分で自分を縛っていた感情を解き放ち、心を軽くすること、おすすめです!