愛する人を亡くした時

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突然の別れ、もしくは長い闘病の末の別れ、いずれにしても、愛する人、今までずっとそばにいて、それがずっと続くと思っていた人がこの世からいなくなるということは、本当に体験した人でないとわかりません。

私の場合、まず弟が24歳の時に事故で亡くなりました。それまで、友人のお父様のお通夜に参列し、「かわいそうだな」と思うことはあっても、それが実際にはどういうことなのかは理解していませんでした。

突然の別れだったということもあり、まず、それが理解できない。信じられないのです。それ以上に、「死ぬ」ということがどういうことなのかが全くわからない。学校では教えてもらっていないし、現代では死は避けられているテーマだからです。

それで、キューブラー・ロスの本など死について書かれた本を読み漁り、ようやく乗り越えられたかな〜というところで、夫が事故で亡くなりました。

今では夫の死から15年以上経っていますので、その時の感情もだいぶ客観的に見られるようになってきたかな・・と思います。

私自身が50代に入り、知人友人で伴侶を亡くされる方がちらほらいらっしゃるようになりました。

どれだけの年齢になっていても、死別は辛いものです。

喪失感ももちろんですが、それをわかってくれる人、同じような大変をした人が周りにいないからです。

タッピングでは、お辛い気持ち、もっと〜してあげればよかった、という気持ちに寄り添いながら、少しずつ前に進めるようなお手伝いができればと思っています。

別れを乗り越えるには時間も必要です。少しずつ、故人との思い出を大事にしながら辛い気持ちを手放していきましょう。

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